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早稲田大学商学部 商業・貿易・金融コース

市田ゼミ・サブゼミ特設ページ

 

<市田ゼミ生の心得>

 

【名称】

国際貿易と経済学/国際貿易と経済学に関する専門演習 

 

【副題】

国際貿易と経済学を用いて現実の問題について斬れる分析を行う。

 

 

この経済学と国際貿易に関する演習(ゼミ)では主に以下の3つの点を目的とする。

 

1、経済学的考え方、論理的思考法を身につける。

2、社会人としての基礎を作る。(プレゼン能力、英語、議論の仕方など)

3、国際貿易に関するより高度な研究を行う。

 

 最終的には、市田ゼミの学生・卒業生は、自分の意見をもち、マスコミや政治家にだまされない知識(経済学はそれに対して有用である)をもった市民になるのが目的である。従って、最低限の経済学の知識を身につけるために、経済学の本を全員で読み、問題を一緒に解きながら勉強する。

 また、社会人として最低限必要な、英語力や会話力、仕事能力をも訓練したい。そのために、経済学や貿易論の勉強だけではなく、プチ・コンサルティング・プロジェクト(経営コンサルタントの手法を用いながら、よりマネージのしやすい、小さめの課題に対して、グループで解決法や提案をつくり、プレゼンテーションをする。)や、交渉術シミュレーション、アメリカのビジネススクールのケースなどを用いて、プレゼン能力、英語、議論の仕方などを訓練する。

 

 教員の市田は経済学の中でも、国際貿易論の専門家である。ゼミでは、学部の「貿易論」の講義ではカバーできなかったより突っ込んだ、面白い貿易の話も勉強する。そのため、市田ゼミに応募するためには、少なくとも3年生の前期までに市田の教える「貿易論」を履修していなければならない。(内容が異なるため)市田以外の教員が教えている「貿易論」というタイトルの講義を履修しても市田ゼミの応募資格にはならない。間違って市田以外の貿易論を履修した場合は、卒業までに市田の「貿易論」の授業に非公式に参加し、中間・期末試験をすべて受け、合格点を取らなければ、ゼミの単位はつかないものとする。

 

【シラバス】毎週木曜日の5時限に本ゼミ、時々は本ゼミをフォローする目的でサブゼミを木曜の6時限などに、自主的に行う。

 市田ゼミは正式なゼミ活動の始まる前(2年生の秋)から「入門ミクロ経済学」(嶋村ほか)やMankiwの教科書を用いながら、経済学の基本について、サブゼミ活動を行っている。

 2006年の3月にはゼミ開始直前合宿で、「マッキンゼー流仕事術」で、ものの考え方、チームで仕事をするときのマネージメントの仕方の基礎を学ぶ。また、合宿では、英語で書かれた経済学の教科書である、Mankiw"Principles of Economics" 3rd edition Thompson出版社を用いて、経済学の基礎を固める。このときにも、ただ単に教科書を回し読みするというのではなく、練習問題を解きながら、みんなで議論しながら、考え方が身につくような進め方をする。

 4月以降に正式にゼミが始まると、Mankiwのフォローアップとともに、産業組織論の教科書Luis M.B. Cabral "Introduction to Industrial Organization"を読む。

 そして、商学部広田ゼミの経済学関連の実験にも合同参加させてもらう予定。

また、慶応大学の若杉ゼミ、一橋大学の古沢ゼミとインゼミを行う。

 適宜プチ・コンサルティングをグループで行う。

 交渉術シミュレーションをやってから、今度はミクロ経済学などの英語の教科書を使って、より高度な理論の勉強を行う。

 その後の予定は、またゼミで話し合って決めることとする。

 

【教科書】適宜指示する。とりあえず、これまでに決まっているものは以下のとおり。

 

「入門ミクロ経済学」(嶋村ほか)の教科書

Mankiw"Principles of Economics" 3rd edition Thompson出版社

Luis M.B. Cabral "Introduction to Industrial Organization" 2000 The MIT Press

ISBN 0-262-03286-4

David Besanko and Ronald R. Braeutigam."MICROECONOMICS An Integrated Approach," John Willey & Sons Inc. 2002

 

【参考文献】

プラトン「国家」

アリストテレス「政治学」

フロイト「精神分析入門」

マックス・ウェバー「職業としての学問」「職業としての政治」

大前研一「質問する力」

ユーリーほか「ハーバード流交渉術」

バーバラ・ミント「ピラミッドプリンシプル」

 

【評価方法】

 

ゼミに対する参加と貢献で決まる。時々試験やレポートなども行うが、普段のディスカッションやプレゼンなどをより重視する。無断欠席は許さない。原則として、就職活動はゼミを休む理由としては認めない。4年生はゼミ論文を書くこと。

 

 【備考】

将来どんな分野でもいいから、一流を目指す人に来て欲しい。分野は、ダンス、バンド、商売、会計士、政治家などなんでもいいし、もちろん経済学や貿易論を 極めたい人も歓迎する。将来、海外留学や大学院進学を考えている人たちも、市田ゼミに向いていると思う。コンパや合宿にも全員参加が原則。遊び(自分の個 人的な仲良しグループとだけ遊ぶということではなく、ゼミや仕事上の仲間との人付き合いをうまくやるという意味)も仕事も両方できるような人間を求める。 冬にはスキー合宿もある(北海道ニセコなど)。
 ゼミに応募するためには、市田の「貿易論1・2」のいずれかを卒業までに履修すること。

 

 

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